zoomの無料版と有料版の違い

ZOOMの使い方

Zoomの無料版と有料版では、通話時間の制限の有無や追加で使える機能などに違いがあります。無料版のアカウントでもほとんどの機能を使えますが、無料版にはいくつかの機能の制限があります。まず、無料版でも何度でもミーティングを開催できますが、3人以上の参加者がいる場合、利用可能時間は40分に制限されます。次に、無料版では動画はクラウドレコーディングができず、ファイルは自分のPCに保存されます。次に、無料版ではオンライン会議参加の別のユーザーと、ホストの開催者権限を共有できません。次に、無料版ではオンライン会議を主催する場合に、投票機能が使えません。このような制限はありますが、Zoomにはビデオ会議ツールとして基本的な機能が備わっていますので、まずは無料版を活用した上で、有料版を検討するのが賢明です。有料版では、時間や参加人数に制限なく利用できますし、クラウドレコーディングにも対応しています。また、ユーザー全体の管理ができ、シングルサインオン製品と連携でき、AI機能が使え、オンラインセミナーを開催できるなどの利点もあります。オンラインセミナーはZoomウェビナーと言われ、Zoomミーティングと異なり、ホストと視聴者という関係性で構成され、一方的なコミュニケーションが展開されます。無料のライセンスではZoomウェビナーは開催できず、別途、Webinerライセンスが必要となります。ビジネス利用の場合は、セキュリティなども含め、有料版の方がメリットが大きくなります。有料版には、小規模チーム向きのプロ、中小企業向けのビジネス、大企業向けのビジネスプラスの3種類があり、それぞれでミーティングに参加できる人数や料金、機能が異なります。